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PNC TJ1295 91-001, 206 Pages, 1991/03
近年、ライフサイエンスの研究レベルは飛躍的に向上し、生体を研究するためのツールとして、遺伝子工学、蛋白工学、糖鎖工学、発生工学、細胞操作技術など従来では到底実現できない実験系を作成すること、及びその利用による生物の研究が行われるようになってきている。これらの研究ツールは、原子力開発や放射線利用の分野でも、生物や環境への影響、環境保全、環境修復などの研究においても、研究の新たな局面を拓く有用な手法となることが期待されている。本調査研究においては、原子力分野におけるバイオテクノロジーの適用の可能性を探るという視点から、原子力分野と関連するライフサイエンス全体の調査を実施した。
梅澤 弘一
日本原子力学会誌, 32(7), p.658 - 660, 1990/07
アイソトープ利用の現状をレビューし、また今後の展望をまとめる特集記事の第1章として、アイソトープ利用の状況を、利用の形態と応用分野ごとに概観的にまとめた・
守屋 孝; 橋本 和幸
日本原子力学会誌, 32(7), p.680 - 683, 1990/07
生化学における放射性同位元素(RI)の利用は、主としてトレーサ法による。トレーサー法はRIで標識した化合物を生体内に投与した後、放射能を目印にしてその化合物を追跡する方法で、物質代謝の研究に欠かすことができない。利用される主なRIはH、C、Na、P、S、Ca、Cr、Fe、I、Iなどであるが、その他Na、K、Mn、Co、Cu、Zn、Seなども使用される。いずれも生体を構成する元素あるいは生体に存在する元素であり、それぞれ化合物として、あるいは金属イオンとして生命活動に重要な役割を果たしている。これらのRIのうち、わが国においても良く用いられているH、C、P、S、Na、K、Ca、Cr、Fe、Cuおよびサイクロトロンで生産されるRIなどについて核種ごとに利用の状況を概観した。